LINEは、日本国内で8,600万人を超えるユーザー数を誇る、コミュニケーションツールとして広く利用されています。
近年は、企業や個人事業主による公式LINEアカウントの活用も盛んになっています。
しかし、公式LINEアカウントには、意外な使いづらさがあることも事実です。
この記事では、公式LINEアカウントのデメリットをそれぞれ詳しく解説します。
目次
公式LINEのデメリット
公式LINEにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
公式LINEのデメリットは下記の通りです。
- 一斉配信がメイン
- 友達追加だけではユーザー情報が管理画面に反映されない
- 予約機能がない
一斉配信がメイン
公式LINEは一斉配信がメインとなります。一斉配信とは友達追加しているユーザー全員に対して配信する機能であり、必要としていない人にまで配信が届いてしまいブロックされてしまうリスクが上がってしまいます。
1対1のチャット機能を除いて公式LINEの配信手段は一斉配信がメインとなるため、余分な配信数を消費してしまうことやせっかく友達追加していただいたユーザーにブロックされてしまうリスクがあります。
興味のある人にだけに絞って配信ができないのが公式LINEのデメリットの一つです。
友達追加だけではユーザー情報が管理画面に反映されない
公式LINEは友達追加をしてもらっただけではユーザー情報が管理画面に反映されません。
友達追加してもらったユーザーに何かアクションを起こしてもらう必要があります。
友達追加をしたときに「スタンプをおくっていただいてもよろしいでしょうか」と案内されるのはこのためです。
仮に友達追加だけして離脱されてしまった場合、友達になったユーザーとはやりとりを行なうことができません。
友達追加後にユーザー自身に何かアクションを取ってもらわないとならない点が公式LINEのデメリットの1つです。
予約機能がない
公式LINEを予約管理ツールの代わりとして使いたいと考えている方がいるかもしれませんが、公式LINE単体では予約管理の機能はありません。
仮に公式LINEに予約管理の機能を実装する場合にはLステップの導入が必要となります。
公式LINE単体では予約管理ができないというのも公式LINEのデメリットの1つです。
アンケート項目に限りがある
公式LINEでアンケートを取りたいという方、多いのではないでしょうか。
公式LINEでアンケートをとることは可能ですが追加できる項目に限りがあり、さらに友達数の基準をクリアしていないと機能を使うことができません。
アンケートを取りたいと思って始めたものの使えないことがある点が公式LINEのデメリットの1つです。
Lステップ導入の必要性(メリット)
前の章の公式LINEのデメリットを踏まえて、この章ではLステップ導入の必要性について解説します。
Lステップとは、公式LINE専用のマーケティングオートメーション(MA)ツールです。
簡単に言えば、公式LINEを使って顧客管理やメッセージ配信を自動化できるツールです。
従来のメールマーケティングと同様に、ステップメール配信やセグメント配信、顧客情報の管理などを行うことができます。
さらに、公式LINEならではの機能も活用でき、顧客とのより深いコミュニケーションを実現できます。
Lステップを導入するメリット
- 興味のある人に絞って配信が可能
- 予約管理の工程をLINEだけで完結できる
- 友達追加をした時点でユーザー情報が管理画面に反映される
- オリジナルのアンケートを作成可能
興味のある人に絞って配信が可能
Lステップなら公式LINEとは異なり、興味のある人に絞って配信を行なうことができます。
アンケートの回答内容によってユーザーをグループ化して該当する人にだけ配信を行なうことができます。
Lステップを導入することによって興味のない人にまで配信を送ってしまう可能性があるという公式LINEのデメリットを解消してくれます。
予約管理の工程をLINEだけで完結できる
公式LINE単体だと予約管理機能が備わっていないというデメリットがありましたが、Lステップを導入することで予約の受付から完了後メッセージの配信まですべて自動化することができます。
メッセージのやりとりって意外と面倒なので予約管理を公式LINEを使って完全自動化できるのは事業者さんにとって嬉しいと思います。
友達追加した時点でユーザー情報が反映される
公式LINE単体だと友達追加をしてもらったあとにスタンプを押してもらうなど何かしらアクションを起こしてもらわないと管理画面にユーザー情報が反映されないというデメリットがありましたが、
Lステップを利用することで新しいユーザーが友達追加をしてもらった段階で管理画面に情報が反映されるようになります。
友達追加してもらったユーザーさんの工数削減や友達追加後に離脱されてもやりとりができるため便利です。
オリジナルのアンケートを作成可能
公式LINEだけでもアンケートの作成は可能ですが、追加できる項目の制限や機能の利用開始条件があり意外に不便です。
しかしLステップを利用することで自由に自分が聞きたい項目を追加できたり、公式LINEとは異なり契約したらすぐ使えたりするためアンケートフォームが必要な方は導入を検討するといいでしょう。
公式LINEのアンケート機能に関するデメリットをLステップは解決してくれます。
自社に合った活用方法を見つけましょう
今回は公式LINEのデメリットとLステップ導入の必要性について解説してきました。
Lステップは、公式LINEをより効果的に活用するためのツールです。
もちろん公式LINE単体でも運用を行なう価値はありますが、Lステップを利用することで行なっているビジネスによりいい影響をもたらしてくれます。
導入前にデメリットも理解した上で、自社に合った活用方法を検討することが重要です。